インターネットなどの普及で、通信ネットワークの構築が、今やあらゆる分野の企業で大きなウエイトを占めています。
電気通信主任技術者は、通信機器メーカーなどに勤務し、企業からの依頼を受けて、要望や目的にあったネットワークを構築します。
設計・施工、さらには施工後のメンテナンスも担当します。
ネットワーク技術も日々進歩しています。光ファイバー通信の普及もあり、電気通信主任技術者のニーズは今後一層高まってくるでしょう。
電気通信主任技術者になるためには、国家試験を受験して資格を取得します。
伝送交換主任技術者と線路主任技術者とに区分され、各区分ごとに専門分野を選択して受験します。
受験資格は特にありませんが、電気通信工学の基礎知識が必要です。
電気・通信系が学べる専門学校などで学ぶのが近道です。
関連資格に、「無線従事者」や「工事担任者」などがあります。