住居やオフィス、店舗のような商業施設、市民センターなどの公共施設といった幅広い建築物を対象に、インテリアの企画・設計から工事管理までを、総合的に請け負う専門家が、インテリアプランナーです。
ユーザーとの話し合いを通じてデザインイメージを決定し、室内環境や設備などの設計を行い、内装の仕上げ方法や材料、インテリアエレメント(家具や照明器具など)の選択を行います。
インテリアデザイナーは室内デザインだけをしますが、インテリアプランナーは建築物全体とインテリア両方の設計、工事管理をする点で、建築士に近い仕事といえます。
インテリアプランナーになるためには、インテリアプランナー試験に合格しなければなりません。
1級建築士なみの難関資格で、受験資格を得るためには専門学校などの建築・インテリアの指定課程で学び、その後実務経験を積む必要があります。
建築会社、設計事務所、住宅設備会社、インテリアメーカーなどに勤務しながら資格取得をめざす人がほとんどです。