病気の診断、治療方法の決定、治療効果の判定などに必要な、さまざまな検査を行います。
具体的には、血液検査、化学検査、微生物検査、免疫検査や、心電図・脳波・超音波などの医用電子工学系検査などです。
しっかりとした知識に基づいた鋭い判断力が必要な仕事です。
臨床検査は年を追うごとに複雑化し、量的にも増加しています。就職後も勉強が必要です。
臨床検査技師になるには、大学(4年制)、短大・専門学校などの臨床検査技師養成施設(3年制)の学校を卒業し、臨床検査技師国家試験に合格することが条件です。]
国家試験は毎年3月に行われます。
就職先は、大学の附属病院や総合病院の検査室や民間の検査センターが主なところです。
個人病院や診療所は、必要な検査を検査センターに委託することが多く、分業が進んでいます。
勤務体制は、病院によっては休日出勤や夜間勤務をすることもありますが、基本的には9時から5時までの勤務です。
医療関係の仕事としては、比較的規則的な仕事といえるでしょう。