突然の病気や事故、災害などで救急車が出動する件数は、年間400万件にも及びます。
生命にかかわる病気やケガを負った人のもとにいち早く駆けつけ、病院に搬送するまでの間に、医師の指示にしたがって救急車の中で救急処置を施すのが、救急救命士の仕事です。
心臓が止まった人に対する「電気ショックによる心臓機能の蘇生」や「静脈への輸血」、呼吸が停止した場合の「チューブ送管による気道確保」は、救急救命士だけが行うことができます。
救急救命士の資格を得るには、救急救命士養成施設(大学・専門学校など。2〜4年)を卒業し、救急救命士国家試験に合格する必要があります。
また看護師免許保持者、研修を受講した救急隊員なども、国家試験を受験することができます。
救急救命士の職場は、そのほとんどが消防署などの消防機関と病院・救急センターなどの医療機関です。
消防機関の救急救命士になるための方法は、まず消防機関に就職しその後救急救命士の資格を取得するか、まず救急救命士の資格を取得しその後消防機関に就職するかの2通りです。