フードコーディネーターは、テレビの料理番組や雑誌の料理コーナー、飲食店のメニュー開発から食品メーカーでの商品開発まで、実に幅広い分野で料理をコーディネートします。
料理はもちろん、食器などの小物の選択、盛りつけから飾りつけまでを担当します。
豊富な知識・経験が必要ですが、仕事の核となるのは、料理とレシピを作ること。食材をはじめ食全体に対する多彩な知識が必要です。
レシピを文章や言葉で表現する力や、トータルコーディネートの能力も求められます。
いかに美しく、おいしそうに見せるかというデザインセンスも必要です。
調理師専門学校や各種スクールが主催するフードコーディネーター養成コースを受講し、基礎的な勉強をするのが近道です。
卒業後はフードコーディネーターの事務所などに就職して、アシスタントから仕事をはじめるのが一般的です。
また、外食産業や食品メーカー、料理雑誌を手がける出版社や編集プロダクションなどに就職し、キャリアを積んでから独立する方法もあります。