ワインの専門家、ソムリエ。
料理にあわせてワインをすすめるというイメージが強い仕事ですが、それ以外にも仕入れ、貯蔵、在庫管理、ワインリストの作成、販売促進と、ワインに関する全般的な知識が必要となります。
また当然のことながら、料理に関する豊富な知識も必要です。
(社) 日本ソムリエ協会が実施している試験にはソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートの３種があり、ソムリエ試験に合格するとソムリエと名のることができます。
試験は毎年１回秋に行われますが、誰でも受験できるわけではなく、飲食業に５年以上の経験があることなどが受験の条件です。
試験には筆記試験と実技試験があります。
ソムリエ試験に合格すれば、シニアソムリエ試験を受けることができます。
シニアソムリエの認定を受けた人は、関係者の推薦によって、マスターソムリエとして認定されます。
ちなみにワインアドバイザー試験は酒屋・輸入業者の方が対象で、受験には実務３年が必要です。
ワインエキスパートは誰でも受験でき、経験不問となっています。
