ビジネスや観光、外交などで日本を訪れる外国人に同行し、英語をはじめとする外国語を駆使して必要な世話をするのが、観光ガイドの仕事です。
観光ガイドは、まず外国語を流暢に操ることができるのが第一条件、そしてツアーコンダクター的な仕事もこなさなければならないので、言語だけでなく、日本の文化や歴史、経済などについての知識も要求されます。
観光ガイドになるためには、「通訳案内士」国家試験に合格しなければなりません。
外国語の筆記試験、口述試験、日本の文化・歴史などの一般常識試験があります。
だれでも受験できますが、難しい試験です。
大学や語学系・観光系の専門学校で学ぶのが早道といえます。
合格後は、居住地の都道府県に届け出て、知事から免許を受けます。
また、合格後に社団法人日本観光通訳協会に加入すると、実務研修と就職先の研修を受けることができます。