税理士は、個人、商店、企業などから依頼を受け、税金に関する申告の代理業務を行うほか、税務相談、帳簿による納税指導、税務書類作成の代行などを主な仕事とします。
3月の確定申告の時期には、税務署の窓口で税金計算の相談なども行います。
税理士の得意先は一般に個人や町の商店、中小企業などが多く、最近では、税務だけではなく、経営コンサルタント的な領域にまで拡がってきています。
税理士になるためには、税理士試験(国家試験)に合格しなければなりません。
税理士試験を受験するには、大学・短大の場合、法律・経済関連の取得単位数によっては、在学中に受験できます。
専門学校の場合は、日商簿記検定の1級か全経簿記検定の上級を取得することが条件です。合格後は、2年以上の実務経験を積み、日本税理士会連合会に登録されてはじめて税理士として活動できます。
その後は、税理士事務所・会計事務所に勤務する、一般企業に就職し、関連部門で活躍する、実績を積んだ後独立開業するなどの道があります。