会議や講演会、対談を速記文字で記録し、それを普通の文字に起こすのが、速記者の仕事です。
活躍の場は、国会や議会、講演会、雑誌の対談などと幅広く、情報社会にはなくてはならない職業として定着しています。
速記の仕事には、まず国語力が必要。会議・対談を速記し(録音テープから起こすこともあります)
それを整理して原稿にまとめるには、ある程度語彙が豊富でないとできません。
速記者になるためには、速記者の養成施設で技術を習得するとともに、速記技能検定を取っておくといいでしょう。
就職先は主に速記事務所です。
外部から依頼を受けて会場に赴き、録音テープから活字原稿を起こします。数年間経験を積み、フリーランスの速記者として独立することも可能です。
地方議会などの会議録を作成する議会速記者になるためには、速記技能検定の1級の実力が必要です。
また技能を活かし、法律事務所、印刷会社などへの就職も可能です。