テレビや映画館で上映されているアニメーションは、一コマずつ描かれたたくさんの絵(セル画)からできています。
その絵を一枚ずつ仕上げるのが、アニメーターの仕事。
アニメーションは1秒間に多数の絵が必要となるため、アニメーターは、同じタッチでほんのわずか変化した絵を描いていかなければなりません。
確かなデッサン力が必要であることはもちろんですが、非常に根気のいる仕事です。
近ではCGアニメが普及してきました。
アニメ制作の過程をコンピュータを使って行うもので、これにより、個人の創造性が十分に発揮できる環境へと変化しつつあります。
アニメーターはたいていプロダクションに所属しています。したがって、アニメ制作のプロダクションに入ることが条件となります。
即戦力重視の雇用なので、美術系の大学やアニメ関係の専門学校などで基礎を学んでおくといいでしょう。
また今後はさらにCGアニメが主流になっていくと予想されますので、コンピュータの技術を習得しておくといいでしょう。