洋画の声の吹き替えやアニメで声の出演(アテレコ)をし、自分の声だけで登場人物の喜怒哀楽を表現するのが、声優の仕事です。
アニメではいくつもの声を使い分け、一人で何役も演じることもあるし、洋画の場合だと人物の口の動きにあわせてセリフをしゃべらなければなりません。
単なるテクニックというより、演技力が必要な仕事です。
優には、アテレコタレント専門のプロダクションや普通の芸能プロダクションに所属している人、劇団に所属している人、フリーで活躍している人がいます。
声優になるには、とにもかくにも超高倍率のオーディションを突破しなければなりません。
そのためには、声優を養成する演劇学校や、声優が多くいる劇団の養成所に入るなどして実力をつける必要がありますが、こうすれば必ずなれるという決定打はありません。
プロへの道は限りなく険しいということだけは事実です。
た声だけの出演とはいっても、声優は「役者」だということを忘れてはなりません。あくまで演技が基本の仕事なのです。