アスレチッククラブやエアロビクススタジオ、スイミングスクールなどでスポーツに親しむ人が増えるにしたがい、トラブルや事故も増加しています。
そうした事故を未然に防ぎ、利用者が楽しく安全に体力作りができるよう指導する専門家が必要です。
個々の利用者にあった運動メニューを作成し、実際の運動を指導するのが、スポーツインストラクターです。
利用者の体力に合わせた指導をするために、運動の効果やからだのしくみに関する医学的な知識も必要になります。
スポーツが上手にできるかということより、利用者側の状況を理解し、上手に教えられるかどうかが、一番のポイントです。
特に資格は必要ありませんが、スポーツ系専門学校のインストラクター養成コースなどで学び、「スポーツプログラマー」などの関連資格を取得した方が就職には有利です。
スポーツインストラクターには、各クラブに社員として雇われる場合と、フリーで1レッスンごとの契約で仕事をする場合とがあります。
スキーなどの季節スポーツは、基本的に、特定の季節だけの契約です。